子どもの心身の負担が大きい
歯並びが乱れていると、親としては気になるかもしれません。 しかし矯正治療にはリスクや気を付ける点が多いので、歯医者できちんと確認してください。 特に矯正治療をする際は、痛みを伴うと子どもに説明しましょう。 その上で、本当に矯正治療を受けるのか決めてください。
歯を磨くのが難しくなってしまう
歯列矯正でよく使われるワイヤーを使った場合でも、歯磨きをしにくくなってしまう面がデメリットです。 汚れが残り、虫歯になる子どもが多いと言われています。 そのため子どもの矯正治療をする場合は、普段の仕上げ磨きと平行して歯医者でのクリーニングを定期的に受けてください。
途中で子供が飽きないように
一般的に歯の矯正治療は、1年以上の時間が掛かります。 歯並びの状態にもよるので、気になる人は医師に尋ねることをおすすめします。 ただあまりにも長いと、子どもは途中で治療に飽きてしまい、通院を嫌がるかもしれません。 また矯正のために、抜歯しなければいけないこともあります。
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子どもが嫌がってしまう場合
歯列矯正の方法を簡単に説明すると、歯に矯正器具を装着します。
負荷を与え、少しずつ歯並びを整えると覚えておきましょう。
力が加わるので、使用する器具と相性によってはまれに痛みが生じてしまいます。
子どもは痛みが気になって、矯正を嫌がるかもしれません。
そのため歯列矯正は、ある程度痛みや器具装着による違和感に耐えられるようになってから実施した方が良いと言われています。
さらに歯列矯正には、高額な費用が発生することも忘れないでください。
そして矯正器具を付けている時は、普段通りに歯を磨くことができません。
そのため汚れが口内に残り、虫歯を発症しやすくなってしまいます。
これも、子どもが歯列矯正をする際のデメリットだと言えるでしょう。
自宅での歯磨きだけでは不十分になりやすいので、どうしても子どもに歯列矯正を受けさせたい場合は、定期的に歯のクリーニングを実施するのがおすすめです。
歯医者が実施するクリーニングなら、矯正器具をしていても汚れを綺麗に落とせます。
さらに、治療期間がかなり長くなることも注意点の1つです。
子どもが途中で嫌になったり、飽きたりするかもしれません。
事前に、どのくらいの期間が掛かるのか医師に尋ねましょう。
ちなみに矯正治療をするために、抜歯をしなければいけないケースがあります。
しかし子供はまだ歯が十分に生えておらず、どの歯を抜歯すれば良いのかわかりません。
そこで、永久歯が生え揃ってから矯正治療をするのもいいでしょう。